そうなの?
とりあえず「本人自筆ではない」というのは、客観的状況から分かる。
まあ、誰でもいい。

誰の代筆であれ、著述の内容に関しては当時の百恵さんの本音であろう。
本文で、「プライバシー侵害の被害がある」と述べている通り、
引退後はまったくマスコミの前に姿を現さず、
「本当の一般人としての生活」を貫き通していて、
この潔さに、昭和の時代の人間の「真面目さ」が象徴されている。

今度の、富山地鉄のバタデン映画の主人公は、夫の友和さんであるが、
「ベテラン映画俳優の夫人、かつては一世を風靡した人」として、
妻としてどのようにベテラン俳優を支えているか、
夫妻でインタビューにくらい応じてもいいのではないか、と思うけど、
それも絶対にない。
それだけ現役時代、73年〜80年に、マスコミに翻弄されたことを
強く受け止めているのだと思う。