>>57 >>60
これは国鉄所有車の場合だと、使用料金みたいなものが決められていて、1両
あたり1キロの運行についていくらという具合でした。廃止晩年はそれまでの
度重なる国鉄値上げで次第に高くなっており、俗に「1車1キロ600円」とか。
スユニだとその半額、キハユニだと3分の1という計算。ちなみに、国鉄所有車
は制作費、検査、清掃、給水費用など当然国鉄持ち。反面、間合い運用で郵便室に
小荷物を積もうが国鉄の自由。一方、オユ10など郵政省所有車は制作費、検査等
委託費は郵政省負担となり、いわゆる私有貨車と似たようなものでした。この場合
国鉄には「牽引料」名目で支払われるということ。人件費ともども郵便車運行費は
高くなっていき、廃止の一因になったとも言われています。