>>120
そうそう、九州総局管内の管理局はどこも、親切でしたね。カコなんかは2分目のダイヤを送ってきてくれて、
「来られる日時がわかれば、事前にご連絡ください。」とかの一筆が添えられていて、駅から遠い機関区は
ヤミだけど、出区のカマに乗せてくれて、駅まで送り出しをしてくれたりした。

当時はどこ機関区にも、庫内手上がりみたいな「整備名人(?)」みたいな人が必ずいて、何かとあのカマは
どこどこにクセがあってとか話してくれた。食堂も、使わせてくれたし、まるでお客様扱いをしてくれましたね。

後日、記念写真を送ってあげると、積空銘板とか蒸気の教本なんかをお礼に送り返してきてくれた。年に数回
行っていたけど、「ふれあい」というのがありましたね。今ではとても、望めない様な出来事が堪能できました。

当時、親切にしてくれた方とは長年、年賀状の交換をしていましたが、数年前からほとんどの方が鬼籍に入られて
しまいました。業務でたまたま、お一人の家の近くに行く機会があり、お線香を上げにご自宅を訪問したら、奥様が
「鉄道を辞めてからも主人はいつも、あなたの事を話していましたよ。まだ、汽車を撮ってるよ。」って。

この時はなぜか泣いちまったな。この趣味やってて、良かったです・・・・。