Nuroは g-pon
PON: Passive Optical Networkの略。情報通信業者側から到来する光信号を
複数のユーザに分岐するために、光スプリッタ(光分岐装置)を用いる通信方式。

https://www.nict.go.jp/press/2010/04/02-1.html
の、図2の(a) PONによる通信
https://i.imgur.com/FcdBigG.png


にあるように、スプリッターで分岐されたOLTからのデータパケットは分岐先
のすべてのONUに伝搬される。ONUでは時分割されているパケットの中から、
自分宛のパケットだけを拾う。

Nuroの g-pon や フレッツなどの ge-pon は伝送路のコストが高いので
1本の光ファイバーで全2重通信を行う。そのため送信と受信の波長を分けて
1本の光ファイバーで同時に送受信を行う。そこのみに(上り、下りの双方向
の全二重通信のためのみ)に周波数多重分割(WDM)を使う。

>結局はマンションタイプは人数分速度も分割されるってこと?

マンションタイプも戸建タイプも局内OLT 1ポートの下り2Gbps, 上り1Gbps
の帯域を、スプリッターで最大32台のONUに分岐して使用する。 スプリッター
は電話局内で4分岐、電線上で8分岐で32分岐が通常だが、それ以外もある。
Nuroの過疎地帯では実質は32分岐よりかなり少ない分岐の場合も多い。

通常の利用者は2Gbpsに比べてトラフィックはあまり多くないので、通常は
32分岐でもそこそこの性能が出るが、同じ32分岐内にヘビーユーザが複数いると、
性能に影響が出てくる。
(ここまで  テンプレ)