なぜLINEモバイルのソフトバンク回線は爆速が可能になったのか?

キャリアとのMVNO契約は法令による厳格な縛りがある
「事業者間接続契約」と

キャリアとMVNO事業者の間で自由な契約が行える
「卸電気通信役務契約」がある。

「事業者間接続契約」ではダンピングは許されないが
「卸電気通信役務契約」は事業間の自由な合意に
基づき契約条件が決定され契約されるので
合意できなければ契約に応じる義務がない。

LINEモバイルはソフトバンクの子会社であるが
「卸電気通信役務契約」であれば

回線帯域契約ではなく実際に通信した通信量に応じて
課金する契約であれば回線帯域は解放された通信が可能
例えば通信量1GBあたり100円という条件も可能である。
これであれば赤字になることもなく適正利益が確保可能で
総務省や業界から叩かれる心配も無い。

これは資本関係にあるが故になせるワザであり、合法的な
ミルク補給である。

契約条件は非公開で他社が同様な条件を申し入れても
キャリアは自由な裁量で拒否ができ「事業者間接続契約」に
与えられた総務大臣裁定も対象外である。

なのでLINEモバイルのソフトバンク回線は今後も安泰である。