夜のゴールデンタイム(20:00-23:00) に フレッツPPPoE接続で輻輳したときの回避方法

PPPoEのルータを再起動すると、別の NTE (網終端装置)に接続されるので、運よく輻輳
の少ないNTEに繋がると(「当たり」とも言うらしい) 5-10M bps ぐらいでるかもです。
でも、数日経つと、皆がまた同じ NTE に繋がって、また激しく輻輳します。
そしたら、また「ガチャ」でPPPoEルータの再起動です。。。
これはフレッツ利用者の宿命です。私もここ5、6年間やっていました。

悪いのはOCNを始めとする ISP じゃなくて、元親方日の丸、NGN(フレッツ網)
を運用している NTT東西です。(OCNもNTT東西の兄妹会社だけどね、、)

本来は NTT東西が、必要な投資をして NTE (網終端装置)を増設して必要な
帯域幅を確保すれば、こんな輻輳の問題は発生しないだけど。

それができないときは、ISPがD型NTE (ISPが自らの費用で増設できる新型の NTE)を
ちゃんと増設してくれれば、こんな心配はいらないんだけど、、

NGNの円滑な接続と利活用の推進に向けて 2018.1.23 JAIPA
http://www.soumu.go.jp/main_content/000528646.pdf

あるいは、以下の前半は現状理解の参考になると思います。
https://www.cisco.com/c/dam/global/ja_jp/partners/ronbun/2nd/literature/cisco-ronbun2-2-3-presen.pdf

如何にフレッツが凶悪^H^H なのか、よくわかります。
P9 より引用

日本のインターネットとフレッツ網
 デメリット
 輻輳対策の難しさ
   NTEへのトラフィックの集中
   設備増強はNTT東西の専権事項