MVNOが提供している「格安SIM」を選ぶうえで、料金はもちろんだが、「通信速度」も重要な決め手になる。
料金は各社のWebサイトやカタログに表示されていて比較しやすいが、通信速度は各社一律「下り最大150Mbps」「下り最大225Mbps」などと表記されており、実際のところどれだけの速度が出るのかが分からない。
https://news.infoseek.co.jp/article/itmedia_mobile_20171120126?ptadid=

 そこで、本企画では各社が提供している格安SIMの“実効速度”を毎月調査し、その結果を横並びで紹介している。
今回は10月にテストした、au系通信サービスとY!mobileの速度をお伝えする。本企画がMVNOサービスを選択する際の一助になると幸いだ。

 10月のドコモ回線編は、以下の記事をご参照いただきたい。

●通信速度の調査方法

 今回、テストを行ったのは以下の5サービス。

・UQ mobile
・mineo(Aプラン)
・IIJ mio(タイプA)
・au(LTE NET)
・Y!mobile

 auのLTE NETはMVNOではなく、auのスマートフォンで利用するインターネット接続サービス。
いわば“純正”の通信速度となる。Y!mobileも同様に、大手キャリアであるソフトバンクの回線をそのまま使っているので“純正”回線となる。

 調査条件は以下の通り。

・計測端末:ZenFone 3×4台
・計測アプリ:RBB TODAY SPEED TEST
・計測時間帯:10月26日(木)12時22分〜、18時00分〜、10月27日(金)8時50分〜
・計測場所:JR横浜駅西口
・計測回数:各時間帯・場所で1サービス、上下3回ずつ(平均値を掲載)