「auひかり」は関東の一部地域だと東京電力の光ファイバー事業を受け継いだけど、
それ以外の地域だと通称「ダークファイバー」と呼ばれている“国からの融資を受けてNTTが敷設した光ファイバー”(数百本の束になってる)のうち何分の一かを物理的に借りていて、
そのダークファイバーはNTTのフレッツ網とは物理的に接続されてない。
 (他社から要望があれば貸し出しを拒否しない事が条件で国から融資された)

その借りたダークファイバーで「NURO光」の場合はNTTとは別の新しい光通信規格を採用して独立した高速通信網を構築してるんだけど、
「auひかり」の場合はNTTと同じ光通信規格を採用して規格理論値では同じ速度だけどNTTとは独立した通信網を構築してる。

それと、NTTのフレッツ網は利用者が増え続けてるのにNTTは十分な設備投資をしてない。
ベストエフォート型サービスだから規格理論値では同じ速度であっても設備の容量に対して利用者が多くなれば実効速度は
どんどん遅くなる。
IPv4 over IPv6対応プロバイダであればIPv4の混雑をIPv6経由で迂回はできるんだけど、
いくつか方式があるIPv4 over IPv6はいずれも利用者が増え続けてるから以前と比べて徐々に遅くなってる。
さらに別の方式に民族大移動があったりしたら大惨事が起きても不思議じゃない。
だから、NTTのフレッツ網とは別の光回線が利用できるであればNTTのフレッツ網は避けておいたほうが幸せになれると思う。

【参考】
GIGAZINE - どのプロバイダの通信速度が混雑時でも高速なのか分かるNetflix公式速度測定結果一覧サイト「ISP Speed Index」
http://gigazine.net/news/20180301-netflix-isp-speed-index/