東芝に見る「継続性」に固執した>>898の末路
日本を代表する企業が、単体売上高940億円に...
東洋経済 金田 信一郎

企業取材を長くやっていて、いつも心に引っかかる言葉がある。

「ゴーイングコンサーン(going concern)」

日本語に訳せば、「営業し続ける事業体」といったところだ。

つまり、会社はいつまでも生き続ける、というのである。

私は記者になって間もない頃から、それに疑問を感じていた。レナウンや北海道拓殖銀行、山一証券、ダイエー、>>896の末路を追っていった。みな最後は破綻するが、かなりの時間、経営者や従業員や>>895が延命にもがき苦しむ。

「もう倒れた方がいいんじゃね>>894

正直、そう思った。

だって業界には他にも多くの会社があるし、>>893などなくなっても国民は困らない。経営者は地位を失うから必死だが、付き合わされる従業員はたまったものではない。