HKは、遠藤 功( ローランド・ベルガー日本法人会長)が唱えている「死んでいる会社(沈んでいく会社)」に蔓延する5つの社内病(以下)がそのまま当てはまる。
悔しいが・・・・・。

(1)「挑戦」より「管理」を優先
「挑戦」よりも「管理」を優先すると次第に「管理部門」が大きな力をもつようになる。
管理が肥大化してしまうと、誰も進んでリスクをとろうとしなくなり、「形式重視」「前例踏襲」という「官僚主義の蔓延」が進み、社員たちの気持ちが萎縮してしまう。

(2)「現状維持」のベクトルが強く、「新陳代謝」が乏しい
「無理をすることはない」「自分がやらなくても誰かがやってくれる」「あえてリスクに挑戦しなくてもなんとかなる」と、リスクを避けて「現状維持」ばかりを考えてしまう。
その結果、「安住」という老廃物が社内に溜まり、会社は「老いて」いく。

(3)過去の「成功体験」ばかり語っている
成功体験を引きずり、「現状否定」や「自己否定」ができなくなる。
変えることで失うものばかりを気にして思考が後ろ向きになり、やがて「思考停止」に陥ってしまう。

(4)上司の様子伺いばかりしている
組織からはみ出さないように上司の様子伺いをして、ご機嫌をとってばかりいる。
これにより夫々の能力を生かせなくなってしまう。

(5)「会社の方針」がコロコロ変わる
「生きている会社」ほど、「会社の方針」や「ありたい姿」をきちんと掲げている。
社員たちはそれを知ることで「自分がどのように頑張ればいいのか」が明確になり、積極的に仕事に取り組むことができる。
一方で、「死んでいる会社」は、「挑戦」よりも「現状維持」のベクトルが強くなる。
「無理をすることはない」「自分がやらなくても誰かがやってくれる」「あえてリスクに挑戦しなくてもなんとかなる」と、リスクを避けて「現状維持」ばかりを考えてしまう。