>>657
幹部の数もあるが、報酬に見合ったマネジメントができる幹部や管理職、社員が少ない。
上級管理職は、役員への説明資料をきれいに仕上げるだけのために、時間かけ過ぎ。
そっちに労力を使って、現場のマネジメントはそっちのけ。
で、そんな人たちが開発案件にアサインする社員は、ソフト開発の要諦が理解できていないやつばかり。
その社員が外注に丸投げして、運用コストや保守コストを低減することができずに、
軽微な改修案件でも毎回外注に依頼せざるを得なくなり、外注費が次第に高くなって収益が圧迫されていく。
目先の損益に囚われる余り、コストが高くなる構造的要因には目もくれず、
リストラで現場の社員から切っていき、使える人的リソースが減っていき、さらに外注への依存が高くなっていく。
技術力をつけたいやる気のある若い社員は、外注管理や雑務ばかりでやる気をなくし、会社をやめていく。
技術力を持ったベテラン社員も、若手の社員を育成や新しい技術をキャッチアップする暇もなく、定年を迎えていく。
以上のような悪循環を繰り返した結果、そして、社内に技術をもつ社員は誰もいなくなった...