日本のサマータイム導入についてある議員の意見

長時間労働に対しては、既に動き始めた働き方改革により、かなりの歯止めが期待される。コンピュータなどの時間設定の変更は、律儀で真面目な国民ならば十分乗り切れるはずだ。


この意見は面白い、実に昭和の精神論、昭和の経営スタイルそのまま。
サマータイム導入と言う上からの指示をどうにか実行しようと薄っぺらい言い訳をつけ、導入に対してどうすれば良いか具体案もなく国民へ投げている。
オリンピック成功のための手段のひとつであるサマータイム導入が、この人の中ではサマータイム導入こそが目的となっていることが透けて見える。
この人とそもそものサマータイムの是非を討論しても「いやそれ上からの指示だから」と言って何も聞かないだろう。
その結果サマータイムが導入され国民は疲労しようが、この議員は「責任は上にあるし…」と知らん顔だろう。

管理職は部下への指示に責任を持つことを意識しなければならない。自分の判断で決めること、責任を持つことこそ管理職の仕事である。
この議員から学ぶことは多い。