トヨタ、プリウスなどリコール 世界分含め計337万台

2016年6月29日16時48

 トヨタ自動車は29日、燃料が漏れたり、エアバッグで不具合が起きたりする可能性があるとして「プリウス」など7車種、
計155万2509台(2009年3月〜15年2月製造分)のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。
1度の届け出としては過去5番目の規模となった。

 トヨタによると、海外への輸出分と海外生産分を含めると対象は計約337万台。事故の情報はなく、海外分も全て無償で修理する。

 国交省によると、燃料タンクの上部の部品に亀裂が入りやすく、そこから燃料が漏れる可能性があるという。
対象はプリウス、プリウスPHV、プリウスα、SAI、レクサスのCT200h、HS250h、トヨタ子会社のダイハツ工業のメビウス。

 このうちプリウス、プリウスPHV、CT200hの3車種(74万3080台)については、エアバッグのリコールも届け出た。
座席の側面にあるエアバッグで、ガス発生装置の強度が一部弱く、車内が高温になった場合に装置が飛び出す可能性があるという。

http://www.asahi.com/articles/ASJ6Y52SVJ6YUTIL027.html