朝、会社に着く直前に腹が痛くなった。
昨日飲み過ぎたせいか。
うっうっー会社のトイレに飛び込む。
間に合ったー。ズボンをおろして
ブリブリ〜、安堵した瞬間、背中に生暖かい感触が。

なんと丈の長いエアリズムに下痢便がついてしまった。間に合わなかった。あわててエアリズムをたくしあげる。

出続ける下痢、うっ!くせぇ〜我ながら強烈に臭い。

肛門と尻周りを拭き、背中のエアリズムを前にひっぱる。うー、下痢便がべったり。あわててトイレットペーパーで拭き取る。自分の糞の臭いで吐きそうだ。
男なら耐えるしかない。

終わった後、後ろを振り返る。
なんと床、壁、ドア、の上の方まで茶色い滴が、うぉー俺の下痢便が飛び散ってる。なぜだ?

あーエアリズムをたくしあげたあの時か。必死で大量のトイレットペーパーで拭き取る。細かい飛沫は許してくれ。
よし、この位でばれないだろう。
それにしても臭い。とにかく臭い。

早くしないと人がはいってくるかも。
トイレットペーパーで拭き取ったエアリズムの背中部分を挟む。うわー酸味と苦味の効いた臭いがこみあげる。でもこれで大丈夫だ。何事もなかったように職場にもどる。

やっやべぇ〜数時間に一回、香ばしい臭いが。トイレにいくたび下痢便を拭き取った部分のペーパーを取り替える。
なんとか一日乗り切った。ばれずにすんだが、ごめん。香ばしい臭いに気づいた人、おれの下痢便の臭いだ。
この場を借りて工場のみんなに謝る。許してアルマジロ。

帰宅途中に思い出した。車に予備のTシャツがあったじゃないか。なにやってんだおれ。