魚津、砺波も再編対象 パナソニック
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/K20111103303.htm
 半導体事業の縮小を表明したパナソニックが、工場のある魚津、砺波両市に対し、両工 場も再編対象とする方針を伝えたことが2日分かった。
同社はグループ全体の従業員数を 今年度中に1万人以上減らす方針を示しており、富山県内の両工場も人員縮小の方向で検 討が進みそうだ。
 魚津市では、黒田浩行魚津工場長が澤ア義敬市長を訪ね、来年1月にグループ全体とし て新体制に移行する方針などを説明。同工場には
約1200人が働いており、澤ア市長は 主力工場としての存続を求めた。
 砺波市には池ノ内勝行砺波工場長が訪れ、市幹部に、約750人が働く同工場も再編対 象であることなどを説明した。
 パナソニックセミコンダクターの担当者は、半導体の生産拠点である国内5工場すべて が再編対象とし、「人員体制をどうするかは未定」
としている。