脳卒中の後に言葉を忘れてしまったり、記憶力が悪くなったり、計算ができなくなったりなどの知的な能力の障害が現れることがあります。これを、認知機能障害とか高次脳機能障害などと呼びますが、脳卒中後にこういった知的な能力の障害が出た場合も、うつ病になりやすいことが分かっています。ちなみに、血管性認知症というのも、脳卒中後の認知機能障害に含まれますので、似たようなものだと思ってください。中でも、重度の症状で妄想が酷く心の中に人格を増やす傾向が現れます。