運送会社に入って2年が経つが、とにかく発達が多い
共同作業が不可能な連中なので、一人で働けるドライバー目指して集まるんだろう
若い発達から年配の発達まで様々いるが、発達の進化過程をを縮図のように見て取れる

まず若い発達は、立場の弱い人を見つけると
鬼の形相で意味不明に怒鳴りまくり、普段は遅刻や後片付けが出来ないなど 発達特有の症状
ドライバーになってしばらくすると、お得意さんの胸倉をつかみ解雇される
そのあとは運送会社を転々とするのだが、やはりトラブルを起こし解雇の繰り返し

30から40の会社を片っ端から解雇されると
さすがに自分が発達だと気づく
しかし障害を抑えるのは無理だとも気づく
そうするとお得意さんへの配送で、ジュースや映画のDVDなど担当者にしょっちゅう配って回るようになる
それでも発達の障害は出てくるもので、やっぱり解雇される
これを繰り返すうち物で釣っても駄目だと気づく

次の段階では物で釣るのではなく、お得意さんの職場の最もきつい仕事を手伝わせてほしいと
自分の立場でやるべき仕事ではないのに手伝おうとする
運送会社の一番きつい仕事だから心臓が口から出るくらいきつい仕事なのだ
これを定期的に手伝い、お得意さんから評価されるようになる
発達特有の大きなトラブルを起こしても、許してくれるだろうという腹づもり
しかしタダほど高いものはないのだ
うちのお得意さんを理由もなく殺しても不思議じゃない発達障害