すまん、五体満足なんだけど書かせて
昨年、足に大けがして2ヵ月歩けず、その後杖突ながら歩いて
4ヵ月かけてやっと杖なしで歩けるように回復した

大怪我でもこんなに大変なんだから、手足失ったら相当大変だろうなというのがわかった
そして義肢、というか義手について思ったことがあるのでちょっと聞いてほしいんだ

例えばなんだけど、骨はユーザーに併せて3Dプリンターでモックを作り出した後
セラミックなどで本番向けのものを作り、本来の骨とボルトで接合する
腱は強力な繊維素材を束めて作り、本来の腱と接合する
そしてこの状態でも普通に能動義手として使える状態になる(ターミネーターの腕のようなものを想定)

神経は電極回路とWiFiを用い、スマホもしくはスマートウォッチ経由で信号処理して再び電極に返す
現状は電気のピリっとしたしびれを本来の肉体に返せるぐらいとし、将来的には色々な感覚を提供する

稼働に必要な根幹となる筋肉、血管、表面を覆う皮膚は他の部位から切除したのち培養して移植
足りない部分の筋肉は繊維素材を束めて作り接合する
更にFRPなどの硬質軽量素材でユーザー専用のプロテクターを作って表面へのダメージを保護する

これらを定期的に専門の義肢医師がメンテする

みたいな感じで人工的に有機物に近い義肢を作れないのか、と気になったりする
能動義手の進化形、といえば良いだろうか

金属やプラスチックなどの無機物で電気仕掛けのものよりは肉体との馴染みも良く、
構造がシンプルなので応答速度も速く、ある程度ラフに扱っても問題なく
直接接合できて便利なのでは、と思うんだよね

煽るつもりもないし失礼な言い方になったら申し訳ないけど
この世の中は両手がある人間を前提とした道具や仕組みが多すぎて
手が片方ないだけで相当不便だろうなと思ったんだ

アニメや漫画、ゲームのようなフィクションの世界では
生身の手足などと大差ない動作をするハイテクな義肢が当たり前に出てくるけど
ああいうのが実現されるのはいつになるんだろうね