誰だって子供の頃は、困っている人がいたら優しくしてあげたいと思っていたはず
でも障害を持ったクラスメイトに授業を邪魔されたり
電車で知的障害者に絡まれたり
ボランティア体験で嫌な経験をしたり
障害を持った同僚のせいで仕事が増えたり

そういう現実を「理解」していくうちに
障害者と付き合うメリットよりもデメリットの方が遥かに大きいことを「理解」していく
障害を「理解」するということはそういうこと
それを「理解」した上で同情して障害者に配慮しながら生きるか
それとも距離を置いて関わらないようにするかはその人次第
「理解」が足りないから障害者を差別するというのは間違い
「理解」したからこそ区別せざるをえないことだってある

もちろん障害者すべてがデメリットばかりなわけでもないが
それは宝くじのすべてがはずれではないのと同じこと
当たると期待して宝くじを買い続ければいずれ破産する
デメリットの多い障害者のためにメリットのある障害者までがはずれと思われるのは
決して良いことではない
でもそれが現実

人権団体は障害を「理解」しろと叫ぶ前に現実を「理解」して欲しい