プチ障害者と恋愛ごっこをしてみた 〜その3
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3スレ目立てました。
2スレ目が1000いってないのに、容量オーバーになってしまったので急遽新設。
間違えて、その2が2つできちゃいましたが、こっちでパート3を語っていきます。
2ch、鯖落ちして時間がかかりましたが、今夜からまた書いていきます。
一応、プチ障害者と恋愛ごっこをしてみたとは・・・
大学進学を機に、長野から出てきた田舎者 睦月が京都の軽度障害者Kと恋愛ごっこをする話。
そこから学んだこと、感じたことを記録していきたいと思います。
★このスレは・・・
・できればコテハンつけてくれると嬉しいです。
・age、sageお好きにどうぞ
・結構かまってちゃんなので絡んでくれると嬉しいです。
・たまに重ーい話も出てくるので、ご注意ください。
・独断と偏見、若干の下ネタとセクハラが飛び交います。
・睦月はかなりいい加減なので、更新は不規則です。
過去スレはこちら
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/handicap/1333790764/
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/handicap/1337598007/
※dat落ちしてると思うのでどうしても見たい方はレッツ課金。
=========================================================
登場人物(あとは登場の度に書いていきます)
◆四宮 睦月(しのみや むつき)
・男
・18歳(2012年5月現在は33歳)
・長野から東京の三流私大に進学して一人暮らし
・メガネ歴10年で目付きが悪い
・鼻でかい
・身長178cm 体脂肪率5%
・Kいわくサッカーの中村俊輔に似ているらしい
・黒夢・SADS・清春好き
◆宮原 琴音(みやはら ことね) →旧:K
・女
・22歳(2012年5月現在37歳)
・大学と専門学校のダブルスクール
・京都生まれ京都育ち
・身長150cm 体重48kg
・片腕・片足にマヒがあり、足を引きずって歩く
・阪神タイガース大好き
・ドリカム好き
※障害レベルはよくわからんけど、京都で一緒に地下鉄乗るとタダになる
・本人曰く石原さとみ(僕が思うにたれぱんだ) >>266
2chってこういうの、規制の使用がありませんからねぇ。
放置あるのみです。 >>267
>>268
この前行ってきたけど、うまーでした。
最近は難波・心斎橋によく出没するので、会うことがあったら声をかけてください。
プチ恋は、問題解決したらまたやります。 >>269
大変ご無沙汰しております。
しょうもない問題がおきまして・・・申し訳なく思っております。
後ほど皆様のお知恵をお借りしたく存じますので、よろしくお願いいたします。 >>272
・・・そういう風になってしまうんですね。
少しさびしいです。
僕は何言われてもかまいませんが、自演キャラ扱いは失礼だと思いますよ。
正体には少し興味がありますが、滑稽小説家かどうか、その判断にはもう少し猶予をいただけると嬉しいです。 >>273
>>274
飲みたいです。
この数カ月、ラーメンやら酒やら、肝臓痛めつけることが増えましたが、限界までお付き合いする所存です。
最後まで、続けますよ。
何年かかっても、誰もいなくなっても。
1ミリもぶれてません。 おはようございます。
睦月です。
ネカフェにきたけど、キーボードは固いわ、隣のおっさんのイビキはうるさいわ、もう最悪です。
ずいぶん放置してしまい、申し訳ありません。
僕は自宅でプロバイダにアサヒネットを使っているのですが2chの規制対象プロバイダのためそのままでは書き込みができません。
そこで2chビューワという有料サービスを使って規制を解除しているのですが・・・
ご存知の方も多いと思いますが2chビューワの提供元が情報漏えいを起こしてしまい、現在2chビューワの更新ができない状態です。
アサヒネットの規制が解除されるか、2chビューワの再販が始まるのを待っていましたが、らちがあきません。
そこで皆様にご相談です。
フレッツ光に対応していて、月々の料金が安く、2chの規制がかかっていないプロバイダを教えていただけないでしょうか。
適当なプロバイダ、見つかり次第プチ恋再開したいと考えています。
そしたら、あと1時間だけ進められるところまで進めようと思います。 >>186 の続きからです。
おおざっぱにおさらいすると、ある日突然弟が体調を崩す。
↓
パパと僕に山形の病院から連絡が来る。
↓
パパ、車で長野から山形へ急行
↓
パパ、テンパって電話入れてくる
↓
弟、ご臨終!? ←今ココ
キーボードが固い!!
自宅のリアルフォースが恋しいよ。。。
http://kakaku.com/item/01507010752/
何も進まずに時間切れや、連投規制であいさつもできずに去ることになるかもしれませんが、その際はご容赦ください。 iPhone、Wi-Fi接続なら書き込めるのか、ふむ。
3g回戦で書きたければ課金しろ、と。
なるほどなるほど。
っちゅーか、言ってるそばから連投規制かよ。
8回書いたら1時間待てって、、、どーすりゃいいのさ!? ん!?
Wi-Fi繋がってなくてもiPhoneから書けた!?
いずれにしても何にも進まないままタイムオーバー。
このグダグダさが睦月クオリティ。
いずれにしても自宅で書けなきゃ話になりません。
皆様、規制にかからないプロバイダ情報、心よりお待ち申し上げております。 iPhoneで書けるのって、iOSのバージョン上げたことも関係あるんかなぁ。 >>286
問題はどうやって自宅からpcで書き込める環境を復元させるかです。
流石にiPhoneではかけませんわ。 >>279
やっと出てきたな、小説家。
猶予が欲しいのならやるよ。
俺はもう、自分の言葉はまっすぐ曲げねぇからな!
妄想小説や自演キャラ呼ばわりする根拠は幾らでもあるが
そこのところは一旦封印な。
まぁ、たまに茶々入れながら今まで通り読ませてもらうわ。 そして、このタイミングで、俺参上…さらに、自演臭く…w ってか、自演して、何のメリットが? 私が、脳梗塞さ〜ん!って言っても来てくれなかったのにぃ( *`ω´) >>292
ゴメンちゃい
睦月じゃないけど、色々と煮詰まっておりまして…w
結構なオッサンなので、早く社会復帰しなきゃって気持ちばかり焦って、イライラしたり、思うようにならない自分の身体に腹が立ったりして前向きになれないのです… >>288
自演とか妄想はどうでもいいのですが、キャラつくってここまでのお付き合い、窮屈だったのではないですか?
サラリーマンでもマフィアのボスでも構いませんので 、楽にやってください。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 >>289
正体は謎に包まれているからこそ正体なのです。 >>291
お久しぶりです。
自演できる人ってすごいなと思います。
僕は僕以外にはどう頑張ってもなれないことを毎日痛感しています。 >>292
脳梗塞さーーーーーーーん!!!
これで出てきてくれたら、僕の方が好かれているということです(笑) >>293
前向き、、、なれないですね。。。
よくわかります。 睦月さ〜ん!皆さん!なんか嬉しいわぁ〜♪
プロバイダー?eo光?でもiPhoneで書いてます☆よく分かりません!
突然書けなくなったりします(|||´Д`)
睦月さん、ポチョさん、脳梗塞さんが集まって嬉しいです(∩´∀`) 脳梗塞さん、私は仕事で脳梗塞の人と接する事が多いのですが、離れていますが脳梗塞さんのこと応援しています☆ >>302
eo光か。。。
無理だわ。
それにしても、何でiPhoneって書ける時とかけない時があるんだろう。 >>303
脳梗塞だろうが心筋梗塞だろうが、生きていることに変わりはない。
無責任の極みだけど、生きてるってのはそれだけで価値があることだと思うのです。
一部、死んだ方がいい例外もいるのは悲しいことですが。。。 好きとか嫌いとかじゃなくて、JCOMとiPhoneは、全鯖規制が多くて、書き込み出来なかっただけの事ですわ…
それに、職業訓練的なモノを受けに行ったりする為に色々と忙しくて、余裕が無いというか、身体が動けば、これまでに培った技術でもって、建築職人にすぐにでも復帰するんだが…モズクさん、ありがと。雨降ると行動出来なくなるんだよな… >>307
ご本人?
前に町BBS の鵠沼スレで見かけたような… あ〜
南の島でゆっくり過ごしたいなぁ〜
笑っていたいわぁ(´-ω-`) >>308
で、アサヒネットはいつになったら規制解除されるんでしょうか。。。
職人さんですか。
クールですね。
僕も雨降ると人生終わります。
昨日も熱は出るわ、頭は痛いわでご臨終でした。
嫌な遺伝です。。。 >>309
睦月影郎さんとやらではありません。
一月産まれだから睦月と名乗っているだけです。
ご期待に添えなくて?申し訳ありません_| ̄|○ 書けた書けた書けた〜♪
連投はルータをリセットすればたぶんいけるし、これ、いけたんちゃうの!?
今日は今から出なきゃだからアレだけど、15日・16日は休みだから復活しちゃおうかな。
ことごとく約束破るクズだからブッチするかもしれないけれど、読みたい人は読んでください。
では、出かけてきます。 >>315
ぜーんぜん急ぎません(^_^)
美味しいお店に行った時など教えてくれたら、それで満足です(・∀・)゚ >>316
昨日は焼肉食べたけど、普段野菜と魚ばっか食ってるからすぐ胸焼けしちゃったよ。。。 台風で頭痛い。。。
貴重な休日が寝て終わってしまった。
調子見てだけど明日は久々の執筆活動と行きたいとことなのよさ。
書けるかどうかは低気圧次第なので、早く近畿圏を抜けてくれるように、切に願います。
ではロキソニン飲んでもう一回寝ます。 お大事にです!!
別に急ぎませんので、書きたい時とか調子のいい時に書いてください☆
日曜に大正にあるIKEAに行きました♪
昭和の臭いプンプンの大正にIKEA☆
大阪、やっぱ好きです!! >>319
ありがとう。
台風が去って、嘘のように元気になりました。
大正区ってあの沖縄っぽいアレがいろいろあるあそこですか?
確かちょっと前のNHKの朝ドラで舞台になっていたような。
いずれにしても引きこもりの僕には関係のないことです(笑)。 >>282 から仕切り直しです。
おさらいすると、、、
●弟が体調を崩す
↓
●パパと僕に山形の病院から連絡が入る
↓
●パパ、車で長野から山形へ急行
↓
●パパ、テンパって睦月に泣きの電話
↓
●弟、ご臨終!? ←今ココ
今日はルータ再起動したら妻に殺されかねない勢いなので、たぶんあと6投稿で連投規制に掛かると思います。
このエピソードは、当時Twitterに凝っていた時期なので、比較的正しい時系列・内容で書くことが出来ると思います。
・・・2010年3月10日。
その日、僕は庄内空港に立っていた。
3月だというのにずいぶん寒かったのを覚えている。
病院は空港からさらにタクシーで30分以上、田舎のタクシーで5000円超えるんだから、結構な距離だ。
「あれが奥羽山脈、あれが鳥海山・・・お客さん東京?あぁ大阪、遠いところわざわざ・・・えっ弟さんのお見舞い?それはそれは・・・」
運ちゃんがいろいろ話してくれたので、暗くならずに済みました。 2010年3月3日、ひな祭りの日。
僕は一足先に山形入りした父からとんでもない電話を受けた。
「睦月・・・彰人が、、、彰人が、、、死んだ。」
父はメダパニとコンフュを同時に唱えられて大パニックで話にならない。
電話を替わってくれた先生が正確に現在の状況を伝えてくれた。
・電話で詳しくは説明できないが簡単にいうと弟はウイルスによって心臓弁がボロボロになっている
・ついさっき心停止があったが、開胸マッサージで何とか持ち直した
・余談を許さない状態なので、親族を集めてほしい
この電話を受けたのは、会社の昼休み。
社長のおっさんがキャッチボールにこり出して、ブタが社員とボール投げ合ってるのを、タバコ吸いながら見るのが昼休みの過ごし方になっていた。
カーブやフォークが投げれるようになったってはしゃいでたな、あのブタ。
父からの電話を保留にして社長を呼び止める
睦月:「社長、お昼休み中すみません。」
ブタ:「なんや、どうした?」
睦月:「こうこうかくかくしかじかで・・・」
ブタ:「そりゃ大変やな。」
睦月:「というわけで早退させていただきたいのですが・・・」
ブタ:「は?」
睦月:「は?」
何?その「は?」って・・・ ブタ:「お前が行ってもやることないやろ?うちはお前がおらな困んねん。ならどっちが大事かわかるわな。」
睦月:「それで万が一のことがあって見とってやれなかったらどうするんですか?」
経営者として最低なのは分かっていた。
でも、人間としての良心は持っていてほしかった。
最後の期待、願望を込めての問いかけだった。
ブタ:「知らんわそんなん。人間死ぬときゃ死ぬねん。」
携帯がまた鳴り出した。
社長の許可とって空港向かうときに連絡するって切っていたのを忘れていた。
パパ:「睦月、いつ来てくれるんだ!?」
睦月:「それが・・・」
ブタ:「睦月、いつまで話しとんねん。昼休みはもう終わってんねんぞ!」
その後、パパと話すことになったブタ。
無駄に長くなりそうだから、2010年3月4日のツイートを引用します。
検索で特定とかされたらややこしいので意訳ですが、何が起こったのかわかっていただけると思います。
「誰か教えてください。家族より大切な社会人の義務って何ですか?」
今でもわかりません。
誰か答えを知っている人がいたら教えてください。 条件付ながら山形行きの許可が出たのは結局そこから3日後。
ごめん、>>321は10日になってるけど、3月6日の間違いです。
しょせんは睦月クオリティです。
条件は、良く覚えていないけれど・・・
・予約出荷分の注文書を全部まとめて伝票まで出しておくこと
・メルマガだかホームページだかの原稿を期限までに仕上げておくこと
・山形にいる間も新しい原稿書いてメールで提出すること
・電話はいつでもとれるようにしておくこと
これらの段取りをつけるために、丸2日徹夜した。
山形滞在中も含めて、ずっとひとりぼっちにしてしまった妻には本当に寂しい思いをさせたと思う。
大阪から庄内空港に直行便はないので、東京まで出てから1日3便くらいの飛行機に乗り換える。
座席に座り、暖かいコーヒーを飲んだ瞬間に気が緩み、意識が飛んだ。
タクシー運転手さんがずっと話しかけてきてくれていたけれど、内容は全然覚えていない。
ズンダがどうこういってたような気がするけど・・・どうだったかなぁ。
弟が入院しているのは、市の総合病院だった。
受付のおばちゃんに声をかけようとした時、後ろから僕を呼ぶ声が聞こえた。
父だった。
内縁の妻、というと浮気っぽいから(笑)、事実婚の妻とその娘に支えられるようにしてこちらに歩いてくる。
子どもの頃、太い腕で力強く僕を高い高いしてくれた人間と同一人物とは思えなかった。
遠くからでもわかる白髪交じりの頭、ベルトの上に垂れ下がったお腹の肉、顔に刻まれたシワ。
しばらく見ない間にずいぶん老け込んだと驚いた。
最近実家に帰っていないという人はそろそろ帰った方が良いです。
子どもがあっという間に育つのと同じで、親もあっという間に老け込みます。 父は、母が亡くなったときと全く同じように土下座して僕に謝った。
遠く山形での弟の異変なんてどうしようもないのに。
それでも悔し涙を床に落として、何度も何度も僕に頭を下げた。
事実婚の妻とその子が父に寄り添った。
それからしばらくして、僕たちはマスク・帽子・白衣(?)・備え付けの靴に身を包んで集中治療室にいた。
灰色に統一されたモノトーンの集中治療室のベッドに、変わり果てた弟が転がっていた。
先生の話では弟は肺炎をやったらしい。
そこに足からウイルスが入った。
弟の左足首はゾウのそれのように膨れあがってくびれがなくなっていた。
抵抗力の落ちた身体は普通の人なら難なく跳ね返すそのウイルスを心臓まで通してしまい、心臓弁がボロボロになってしまったとのこと。
腎臓の機能が落ちて、自力で尿を排出できないため脇腹からカテーテルで尿を排出させていた。
口には管が強引に差し込まれ、胸から出た管にはどす黒い血が巡っていた。
パパ:「彰人。睦月が来てくれたよ。目を覚ませよ。ほら、睦月だよ。」
また泣き出す父。
弟の手に添えられた父の手をぎゅっと握った。
小指の端で触れた弟の手は、氷のように冷たかった。
少しでも心臓の負担を減らすために、手足への血流を制限しているからだそうだ。
これもあまり長い時間やると手足に障害、最悪の場合壊死して切断しなければいけなくなるそうだ。
物言わぬ弟をしばらく見舞った僕たちは、別室で担当医の先生と面談した。 先生:「彰人さんは非常に厳しい状況にあります。私たちも全力を尽くしますが、もしものことを考えておいてください。」
最近の医療ドラマで医者が「大丈夫」って言葉を使っちゃいけないってテーマがよく取り上げられるけど、医者側の立場は理解できる。
僕らだってあの状況で「大丈夫ですから気をしっかり持って。」なんて言われて万が一のことがあれば、どれだけ恨んだかわからない。
その後も話が進めば進むほど、弟が危機的状況だということが明確になった。
・心臓の働きは確実に弱っていること。
・それに応じて腎機能が落ちて、尿の排出以外にもいろいろな障害が出始めていること
・脳波も思わしくないこと
etc,etc,etc・・・
その一言一言をかみしめて、ますます暗くなった父を引きずり出すように、僕たちは部屋を出た。
久しぶりの再開だというのに、全く弾まない会話。
しばらくして父がぽつりとつぶやいた。
パパ:「俺、どうしても明日の校長会に出ないといけないんだわ。朝子(事実婚の妻)、彰人に付き添ってやってくれるか?」
朝子さんは喜んで引き受けてくれようとしたが、僕がそれを押しとどめた。
睦月:「朝子さん。こんな状態で運転したら事故を起こしかねません。すみませんが交代で運転してやってくれませんか?彰人は僕が見ていますから。」
パパ:「そりゃありがてぇけど、一人で大丈夫か?」
睦月:「あんたよりはずっとマシだよ。」
こうしてパパ達は真っ暗な道にテールランプの奇跡を残して帰っていった。
付添人用の控え室、パパに用意してもらった弁当を食べ、スーツからスウェットに着替えると、こわばった気持ちが少しだけほぐれた。
自販機で買ったコーヒーをすすり、同じように付き添いをしているとおぼしき別の家族に会釈をしたところで
電話が鳴った。
会社からだった。 ブタ:「おい、連絡待っててんぞ!!」
睦月:「すみません。さっきまで集中治療室にいたもので・・・」
ブタ:「まあええわ。で、宿題いつになったらメールすんねん。」
睦月:「・・・今夜中には・・・」
ブタ:「もうええわ。明日の朝まで待ってやるから明日出社したら机の上にプリントアウトしておいとけ。」
耳を疑った。
え?今から帰れってか?
睦月:「社長すみません。弟、今夜が峠なんです。もうしばらくコチラにいさせてくれませんか?」
ブタ:「はぁ!?しばらくっていつまでやねん。今すぐ決めろや。いつまでやねん!!」
睦月:「それは・・・弟の容態が安定したら帰ります。こっちでできることは全部やりますから。」
ブタ:「今日税理士の先生に聞いたけどな。身内の危篤くらいで休み取るなんてありえへんねんぞ!!!!!」
もう何もかもが面倒になって。
病状がどうであろうと、休みは明日まで。
明後日には午後から出社することに同意した。
給料は差し引くらしい。
もう、どうでも良かった。
それからたっぷり出された宿題をやった。
イーモバイル、田舎だと遅い遅い。
Windows95とか98のアナログモデムでネットやっていた時のことを思い出した。
平成生まれの子は物心ついた頃からブロードバンドなんだなぁ。
モデムのキュピーンキュピーンって接続音、知らないんだろうなぁ。 2時間仕事しては30分ネルを繰り返して、作業を始めてから約10時間後の3月9日の午前3時、追加分も含めて仕事が終わった。
ちょいちょい仮眠入れてたから眠気もない。
Twitter開いたら、経緯を読んでいたいろいろな人から励ましのツイートが寄せられていた。
そんな会社辞めろって言ってくれた人。
ひたすら弟の回復を願ってくれる人。
僕や父のことを気遣ってくれる人。
うれしかったな。
今では完全にFacebookに主導権を渡した感のあるTwitterだけど、ソーシャルの根幹はやっぱりTwitterにあると今でも思っている。
一つ一つ返していたら、いつの間にか部屋が薄明るくなっていた。
時計を見たら朝7時を回っていた。
ここで「3月6日・7日って土日じゃん。」と突っ込みを入れたい方へ。
あの会社に土曜も日曜もありません。
ええ、ブラック企業ですが何か!?
その日の夕方、父と事実婚の妻、その娘が祖父も連れて4人でやってきた。
午前中の校長会を終えて、教頭に引継をしてそのまま高速に乗ったらしい。
それからしばらくして、僕が一夜を明かした付き添いの家族用部屋で、、、父はまた泣き崩れていた。
弟はゆっくりと、しかし確実に死への階段を登り続けていた。
心臓、腎臓、脳はそれぞれ悪い方向へ向かっていた。
昨晩は運転はさせなかったものの、結局父は一睡もしていなかった。
今日も止めるのも聞かず、自分でハンドルを握ってここまできたそうだ。
ご飯らしいご飯も食べず、睡眠もろくに取らないから、明らかに肌が荒れている。
僕は看護師さんに何かあったら自分の携帯に連絡をくれるよう2回言ってから、全員に最上階のレストランにいくことを提案した。
その病院は病院のくせに(失礼><)立派なレストランがあった。
全員、食事と言うより養分を押し込むような時間が続いた。
父はとても食べられないと言っていたけれど、朝子さんと2人がかりで無理矢理に流し込んだ。
地元の農作物・畜産物を使った美味しい料理のはずだったけど、何を食べても味なんかせず、ただ養分を流し込むだけの行為がむなしかった。
僕はもう一晩付き添い部屋にとまることにした。
父には近くのビジネスホテルで眠れなくても目を閉じてベッドに入ることを厳命した。
明日は大阪に戻らなければいけない。
治療方針も何も決まっていない弟を置いて父に任せきりというのは本当に不安だったけれど、父たちを信じることにした。 >>334
頼む。
この前は悪かった。
もう書いてくれないと思ってイラついた結果だ。
気にするなと言う方が無理だが、これからも読者でいさせてくれ。
俺の正体は(分かってるだろうが)ただのオサーンだから(笑)
それじゃ寝るわ。
オヤスミ。
以上。 >>335
ビューワー使えなくなり、アサヒネットが締め出されたのは交通事故みたいなもの。
運が悪かっただけです。
それでも読者に迷惑をかけたのは事実。
怒る人が出るのは当然です。
差し引きゼロってことで手を打っていただけませんか?
こっちは書きたいから書ける時に書く。
そっちは読みたい時に読む。
これまでも?そしてこれからもそれでいいじゃないですか。
というわけで以上www 待ちくたびれて寝てしまった皆様、お待たせ致しました。
睦月です。
時間管理というのは難しいものです。
30分くらいしか取れませんが、始めます。
>>328 の続きからです。
翌朝、僕たちは疲れきった顔で病院のロビーに集まった。
無理矢理夕食をとらせ、さらに無理矢理焼酎を飲ませた父。
効果は全くないようだった。
事実婚の妻、朝子さんも疲れた顔をしている。
先生の話を聞いたら大阪に戻らなければいけない。
その日のTwitterをたどると・・・相当葛藤したようだ。
前夜。
付き添い患者用の控え室に泊まり込んでいた僕に、この日もひっきりなしに電話がかかって来ていた。
やれファイルの場所はどこだ、やれアレがやっていない、やれ宿題はできているのか、やれ追加分が出たからメールで送るし今日中にやっておけ・・・
極めつけは、月曜からの出勤と約束していたのに、朝一番の飛行機に乗って日曜の夕方に出社してこいという電話。
中小企業の経営者の方が読んでいたらぜひお伺いしたい。
これが社会人の常識ですか?
ここまでして尽くすほど、あなたの会社は従業員に恩恵を与えてくれているのですか? 誰もいないと静かですね。ちょっとさみしくなってきました(苦笑)
僕らが呼ばれる。
先生もつかれた顔をしている。
先生の仕事は弟の看護だけではない。
きっといろいろな患者をみているのだろう。
先生:「弟さんですが・・・よくありません。」
ある程度予想していたからか、ショックは思ったよりも小さかった。
なぜか山形に足を踏み入れてから、妙に落ち着いていた。
父が僕の分までテンパッてくれたおかげだろうか。
・・・父は・・・ダダ泣きだった。
心臓の働きは弱り続け、一番強力な機械の補助で何とか命をつなぎとめていること。
腎臓の機能が弱り切っていて、このままでは例え持ち直したとしても何らかの後遺症が出ることなどが告げられた。
泣き崩れる父に変わって、僕が話を切り出した。
僕:「弟には、もう打つ手はないのでしょうか。」
先生:「このまま手をこまねいていてもジリ貧です。ここは転院していただこうと思うのですが、いかがでしょうか。」
先生の話ではこの病院では設備が足りなく、手術ができる技術を持った医師もいないため大きな病院に今日転院させるということだった。
その病院にはその先生の先輩がおり、山形県内では心臓を扱わせたら右に出るものはいない人なのだという。
保証などどこにもないけれど、何か打つ手が出てきたことで、僕たちは少しだけ息を吹き返した。
面談室(っていうのかな)を出た僕は、その数分後、せっかくの希望に水をさされる出来事に遭遇した。
携帯の着信履歴にズラリと並んだ「会社代表番号」の文字。
殺意すら覚えたが、ぐっと飲み込んだ。
どうせかけようと思っていたところだ。
深呼吸をしてリダイヤルキーを押した。 豚:「電話したらでろゆーてるやろ!お前はそんなこともできないなんて、子供か!!何ならできんねん。お使いくらいならできるか?」
睦月:「すみません。携帯使えない部屋にいたもので。」
豚:「9時の飛行機やろ?帰ってきたらすぐ来いや( ゚Д゚)∂゛チョットコイヤ
お前のせいで仕事全部止まってるんやからな。
月曜からちゃんと回るように泊まってでも準備しろや。」
睦月:「社長、実は今夜、弟の手術が決まりまして。
せめて手術が終わるのを見届けて明日の飛行機で帰らせていただけませんか?」
豚:「あかん!何ゆってんねん!!
税理士の先生もゆーてたけどな。
家族が死んだわけでもないのに2日も会社休むなんてありえへんわ!
この前も言ったけど、給料差し引いとくからな。」
もう、反論するのもめんどくさくなって、電話を切った。
後日、日本税理士会連合会に、本当に身内が死ななければ2日以上休みをとれないという指導をしているのかメールしてみた。
返事は帰ってこなかった。
税理士をしている方がいたらぜひお伺いしたいです。
日本の税理士は全員、そういう認識なのですか? 大体の内容を察したのだろう。
父が何も言わずに僕の肩をポンと叩いた。
僕の分も思いを込めて弟の手術に立ち会ってくれるといった。
結果が分かり次第、すぐに連絡するともいってくれた。
・・・この辺、Twitterの投稿が途切れ途切れで当日手術だったか、翌日手術だったか正確なことはわからない。
とりあえず、手術に立ち会いたいと言ったことを却下されたことだけはよーーーーーーーーーく覚えている。
後ろ髪引かれつつ帰りの飛行機に乗る際、こんなツイートをしていました。
神様お願いします。
僕の大事な家族を奪わないでください。
犯罪以外なら何でもやります。
タバコも止めます。
どうか、どうかお願いします。
理系が神頼みするようになったらおしまいです(苦笑)。
気分が滅入ってきたので、山形の人たちのことを少々ご紹介したいと思います。
基本的にのんびり屋さんです(笑)。
急いでいたり、テンパったりしているのを見たことがありません。
でも、とっても親切です。
弟の治療費はこの段階で数百万円になっていたのですが、医療費は上限が決まっているらしく、それ以上は役場で手続きすれば取られないそうです。
これを教えてくれたのが看護師さんでした。
しかも役場は教えてくれず、申請をしなければそのまま。
最近、役場の不祥事がボロボロ出てきます。
ますます「これだからお役人は」「お役所仕事でうらやましい」と言われることでしょう。
役所の仕事こそ、郵政民営化同様、民間にやらせれば良いのですよ!!
まあバカな僕にはわかりませんが、いろいろ大人の事情があるのでしょうね。
これ以外にも、泊まり込みの僕のために規則では貸せないことになっている毛布を貸してくれたり、塞ぎこんでいる父たちに常に声をかけてくれたりと、本当に良くしてもらいました。 もう一つ、ものすごく善意というものを強く感じたのが、弟の輸血。
弟には入院以来、大量の血液が輸血されていた。
僕は献血が趣味で定期的にいくようにしているけれど、そういう人たちが日本にはたくさんいて、弟の命をつなぎとめてくれているんだと思うと、グッときた。
きっと震災を受けた方たちも、当初は安全なところから声かけられたってしらけるだけ、と思われていたでしょうが、今ではあの時の僕と同じ気持になっている人がおおいのではないでしょうか。
本当にありがたかったです。
また、弟を大病院に搬送する際も、山形の方たちは力を尽くしてくれました。
弟の心臓の負担を軽くする機械が大きすぎてそのままでは救急車に入らないということで、備品を全部はずしてくれました。
お陰で、無事に搬送することができたと父が言っていました。
山形の皆様、本当にありがとうございました。
救急車の一件は後から聴いた話で、その時の僕はおそらく飛行機の中。
その後、飛行機とモノレールを乗り継いで大阪に帰り、夕方に出社。
それまでの欠勤に対する罵詈雑言を浴びて、誰もいない事務所で真っ暗な外を見ながらただひたすらに手術の成功を願った。 眠い・・・
時間もこんな有り様に。。。
次は今週土曜日に書ければ良いですが、多分31日です。
意識飛ぶ前に去ります。
ではまた。 お疲れ様。
しかし、豚社長エグいな。
俺の勤め先は結構大きくて、社長と話す機会など皆無だが
こんな豚なら喋らない方がマシだな。
弟君がどうなったか早く知りたいが、今は体を休めてくれな。 >>345
中小には中小の、大企業には大企業の苦労があるのです。 お疲れ様です。
無駄話してるとすぐ連投規制に引っかかるからさっさと始めます。
>>342 の続きです。
その日は一日仕事にならなかった、と思ったけどめちゃくちゃ仕事した。
嫌な想像を追い払うために。
「死ぬまで働け」が社訓(だったっけ?)の和民も真っ青の、AV男優の生殖器並に真っ黒な会社のくせに、昼休みだけは取らないとメッチャ怒られる不思議なところがあった。
そんなわけで、仕事という逃げ場を奪われた僕は、タバコを吸いながら、遠く山形のことを思った。
パパがダダ泣いてくれたせいだろうか。
それとも母が亡くなったときに涙が涸れ果ててしまったのだろうか。
妙に落ち着いている自分に気がついた。
ブタのやり口や、一向に先が見えない治療にいらつくことはあるけれど、悲壮感で思考停止は今のところない。
この日は珍しく夕方には仕事が終わった。
ブタが社長仲間と飲みにいくらしい。
またしても逃げ場を奪われた僕は、家で父からの連絡を待ち続けた。
タバコの量が増えて、普段家では飲まないビールを3本開けてしまったけれど、琴音は何も言わなかった。
テレビも付けず、声もかけないでいてくれた。
普段はアレだけど、本当に大切なときに空気を読んでくれるのは、良妻だと思います。
連絡が来たのは、夜11時を回った頃だった。
父は震える声で一言だけ。
「成功したよ。先生も奇跡だって。」
10時間以上に及ぶ大手術だったようで、成功率は10%以下と説明されていたらしい。
最近でボロボロになった心室(心房だったかな)を切り取り、人工心臓に入れ替えるのは、技術的にも弟の体力的にも相当な難題だったという。 その週の土曜日、僕は再び庄内空港にいた。
土日の出勤を当面なしにしてほしいなんて、なんでそんなことお願いしなきゃいけないのか今になればはなはだ疑問だけど、あの頃はかなりねちられつつも了承いただけたのが、ものすごくありがたかった。
もちろん、月から金は仕事漬け、夕飯食べながらキーボード叩いて、風呂入りながら原稿の内容考えて、風呂から上がったらまた夜通しパソコンに向かって、5時になったら2時間だけ寝て、電車の中で寝癖治してネクタイ結ぶとか、そんな毎日だった。
父と一緒に一般病棟にうつった弟に代わる代わる呼びかけたけれど、返事は無かった。
あれだけの大手術だったのだから、ムリもない。
その日のメンツは僕・父・父と絶賛事実婚中の朝子さん・祖父(父の父)の4人。
今度のランチは、ちゃんと食べ物の味がした。
何食べたか、覚えてないけど美味しかったのは覚えている。
パパ:「今回の事件は、俺たちへの警告だったんじゃないかと思うんだ。」
食後のお茶をすすりながら、父がそう口を開いた。
僕はこんな感じだったし、校長になって日の浅い父も僕ら兄弟になかなか気を配れなかったところがあったんじゃないかと。
こんな形にはなってしまったけれど、いつ永遠の別れが来るかわからないのだから、会えるときにしっかり会って、会えないなら会えないなりにコミュニケーションを取り合うべきではないかと。
親子の縁は死ぬまで切れないけれど、それでもやっぱりお互いの縁を温める努力はするべきじゃないかと。
そんなことを説かれた。
まったくもってその通りだと思った。
弟もかなりの筆無精で、メール打っても「わかった」「また近いうちに」という具合に一言二言かえってくれば二重丸というような性格だったから、仕方ないと言えば仕方ないけれど・・・
この後、僕たちは弟が目を覚ましてからは、症状が安定してから長野の病院に移そう、とかお互いの近況報告だとか、今後はお互いが2週間に一回見舞いに来ようとか、そんなことをまとめた。
あとは弟の目が覚めるのを待つだけ。
・・・のはずだったけれど、この日から1週間経っても2週間経っても、弟の目が覚めることは無かった。 短くて大変恐縮ですが、今日はここまでです。
なにやら妻が花粉だかアレルギーだかぜんそくだかでゼーゼー行ってるので、寝室にいって背中さすってやることにします。
次こそは山形編を終わらせたいと思いますです、はい。
明日(もう今日ですが)は花の金曜日です。
嫌なことはさっさと終わらせて、金曜の夜を楽しめる一日になることを願っています。
ではまた(´∀`*)ノシ バイバイ >>359
だから何?
おっさんのマスターベーションほどグロいものはないぞ 明日、明後日、どっちかでちょっとだけでも書けたらいいなあ。 と思ったけど無理みたいです。。。
田舎から出てきたおのぼりさんの相手は疲れます。。。 忙しい。。。
昔より余裕あるはずなのに前よりつめつめ。
歳かな。 風邪2週間引きずってる。
咳のし過ぎで頭痛い。。。 >>366
自由と愛はあるじゃないか。
その気になれば何をするのも自由。
目の前の人に優しくなれればそこには愛が生まれる。
メモっとけwww >>369
名言メモった_φ(・_・
確かに愛はあったよ。
いま横で静かな寝息を立てている。
しかし自由は思ったほどないんだ。 何の取り柄もない僕のたった一つの特技は淡水魚をシャープペンで書くのが中途半端にうまいことです。
http://i.imgur.com/xaErNdq.jpg >>372
詰め詰めで書けるほど内容がないのです。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています