>>350
議論が錯綜しているようですが、私は別の観点から意見申し上げます。

実際に施設の運営に費用がかかていることは事実ですが、昨年から自己
負担は引き上げられましたし、国の方針として入所施設は解体の方向で
動いていますので、今後は国の歳入に対する福祉部門の支出は低下する
ことはこれもまた事実でしょう。
それに何らかの方法(例えば出生前診断による選択的中絶)で障害胎児の
出生を抑制する場合でも、現状ではかえってその費用が高くつく、あるいは
非常に低い確率ですがそれによる事故も起きているのですから、そのリスク
を考えると、福祉に要する費用を抑えるために例えば出生前診断を公費で全
妊婦に実施する、という方法もまた現実的ではないような気がしますが、いか
がでしょうか?