(総合人材サービス事業)
総合人材サービス事業では、製造系人材サービスとして製造派遣・製造請負を、事務系人材サービスとして、
一般事務派遣、BPO(Business Process Outsourcing:企業運営上の業務やビジ ネスプロセスを、専門企業に外部委託すること)を行っております。
当第1四半期連結累計期間における連結売上高の91.6%を占める主力事業である製造系人材サービスにおいて は、新型コロナウイルスの感染拡大防止の方針のもと、集合研修は行わず、Webによる教育を実践することに より、製造スタッフの就業意欲を高め、定着率の向上を図ってまいりましたが、新型コロナウイルス感染拡大の 影響に伴う需要の低下で自動車関連の売上高は減少(前年同期比20.4%減)いたしました。一方、ITインフラ 投資の影響により電子デバイス関連の売上高は増加(前年同期比15.4%増)いたしました。当社グループでは、 製造スタッフの雇用を守ることを念頭に事業活動に取り組んでまいりましたが、顧客の外部人材活用ニーズは低 調に推移しており、前連結会計年度末と比較し在籍者数は1,527名減少いたしました。
一方、製造系人材サービスにおいて、重要顧客と位置付けるアカウント企業グループの売上高は減少(前年同 期比5百万円減)したものの、売上高のシェア率は47.7%(前年同期比3.6%増)となりました。また、技能及 び定着率の高い技能社員のニーズは底堅く推移し、前連結会計年度末と比較して137名増加しました。
しかしながら、当第1四半期連結累計期間においては、採用募集費などの経費抑制に取り組んだものの、在籍 者の減少、売上高の減少を吸収するまでには至らず、減収減益となりました。
この結果、売上高15,839百万円(前年同期比8.5%減)、営業利益225百万円(前年同期比51.9%減)となりま した