爺「何、途中でほったらかしてんだよ!」
俺「はぁ?」
爺「今、作業を途中で放ったらかしてどっか行こうとしたろ!」
俺「はぁ?!」
爺「しかも、お客様へ送る大切な商品を放り投げて!」
俺「あ?!!!!!お前が途中までしかやってないって言ってるの耳に入ったから
  で、お前どこにもいないから、じゃあ俺がやっちゃおうと思ってここにいたんだろが」
爺「俺がやるからいいよ」
俺「つーか、放ったらかすって何んだよ?!」
爺「放ったらかしてどっか行こうとしたろが?!」
俺「クリアファイルを取りに行こうとしただけだろ?」
爺「ク、クリアファイル……?」
俺「検品したあと事務所へ持ってく時に必要だろが」
爺「おぉ……」
俺「おぉ…じゃねーよ。つーか何だよ、いきなり。途中で放ったらかしただの、商品を放り投げただの。あ?!
  俺が投げたのは商品じゃなくて検品票だろ? しかもポイッと置いただけだろが?」
爺「……」
俺「途中までやったっていうから検品票を見て検品状況を確認して、クリアファイルを取りに行くために
  検品票を置いたんだろ? 何が商品を放り投げただよ!? 話盛ってんじゃねーよ!」
爺「じゃ、じゃあ…クリアファイル取ってきてくださいよ……」
俺「じゃ何? それ俺やらなくていいの?あなたやるの?」
爺「これは俺がやるから」