また、教職員採用におけるコネも目立つ。埼玉県内の小学校教師が打ち明ける。

「この業界では“親子2代で教師”というパターンが異常なほど多い。表向きは“親の背中を見て教師を目指した”ということになっているが、
実際のところは教員の採用において“関係者の口利き”が非常に重要であることが大きい。

教員免許をとっても何年も教員に採用されない人が多い中、親が教師の人間でそんな話は聞いたことがない。
地元国立大学卒業者も有利ですが、成績にゲタを履かせるほどのことはない。
人柄や性格、学歴より、まずは縁故がものをいうのがこの業界の常識です」

公務員の既得権益は、こうして人事面でも温存されている。

http://www.news-postseven.com/archives/20131015_219647.html