そのメールを見た直後彼女は飛び降りました

変わり果てた姿…警察からは僕が殺したんじゃないかと何度も問われました。
死ぬ直前まで一緒だったから、彼女の両親からは人殺し呼ばわりされ…
本当に彼女を悩ませていたのはお母さんの再婚
相手の夫の暴力や浮気…過去に彼女へした性的虐待なのに…
理由なんてなにも知らないくせに…そう思ったけど僕は何も言えませんでした。
僕が言えば彼女が死んでまでお母さんに黙っていた思いを全部無駄にしてしまうと思ったから…
あの時もっと話を聞いてあげれば…携帯をいじってた彼女にイラつかないで抱きしめてあげられれば…
こうはなってなかったのかもしれません。

あの日から僕は後悔と不甲斐なさだけを感じながらただただ仕事をしてきました。
彼女は頑張ってる僕が好きって言ってくれたから、ひたすらに仕事を頑張ってきました。
彼女にまた会える気がして、いつか彼女が乗りたいと言っていたムルシエラゴも買いました。
だけどキャバに行こうが合コンに行こうが、どんなに綺麗な方と飲んだり話したりしても全く興味を持てません。
好きな女1人も守る事も出来なかった僕なんかが誰かを幸せに出来るはずない。
そういう思いが先立ち、何度か告られたりもしましたが、誰かと付き合う事もHもしていません。
もうすぐ10回目の命日です。あの日から10年たって今僕は35歳です。
これから先生きてく事自体が正直辛いです。もう十分頑張ったかな?
彼女は僕がここで死んだとしたら笑顔で迎えてくれるでしょうか?
立場も有り身内や友達にこの様な話は出来ないので、僕はどうしていけばいいのか…皆様のご意見をお聞かせ頂きたいです。