3.相手の気持ちを考えられない

痴漢が相手の気持ちを考えることが出来たなら、痴漢はこの世からなくなってくれるもの。
ただ考えられないからこそ無くならず、被害を受ける人が絶えないのです。
痴漢行為をする人は、人の気持ちをくみ取ったり、相手の立場になって考えることが出来ません。
被害を受けた場合、相手がどんな気持ちになるのか、自分だったらどう思うのかということは全く考えておらず、自分の欲求しか頭にはないのです。
しかし、こうした思いや考えは、目で見て分かるものではないため、これを外見で判断することは難しいでしょう。

4.趣味や特技がない

痴漢をする人は、ハマっている趣味がない、そして自信のある特技がないことが特徴です。
趣味は自分の好きなことを没頭できる時間になり、それによってストレス発散できる人もいます。
また特技があることで、人に勝っている所を実感したり、自慢したりできる一面を持っている為、自分のことを誇りに思える場面があります。
このような趣味や特技がない場合、ストレスの発散方法が分からず、また自分に自信を持てない為に、
プライベートの環境で女性に近づくことが出来なくなってしまいます。
溜め込んだ思いやストレスを発散する為に痴漢をする人も少なくなく、自己中心的な行動と言えるのです。
痴漢の中には、行きも帰りもいつも決まった電車に乗るという人が多く見られます。
寄る所もない、急な予定も入らない、毎日同じ生活の繰り返し。
このような状況が、痴漢行為に走ってしまう思いを助長させてしまっているのかもしれません。
「今日一日が始まる」という瞬間にもし痴漢被害に合ってしまったら、その日だけに限らず、ずっと精神的に追い込まれてしまう原因になるでしょう。

朝の通学・通勤時間は特に電車や乗り物が混むため、痴漢行為がしやすい環境になっていることも問題があるでしょう。
しかし、もし不審な人がいたり、こうした特徴を持っている人が近くにいれば、その人には近寄らないこと。
被害に合わないように、少しでも気になる行動や仕草があったら、警戒心を強めてその人から離れる対策をしておきましょう。