リオ五輪団体金の意地 加藤が総合初優勝「"試合筋”働いた」
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 ◇体操全日本シニア選手権第2日(2016年10月15日 東京体育館)
 男子個人総合はリオ五輪団体総合金メダリストの加藤凌平(23=コナミスポーツ)が6種目合計
89・400点で初優勝した。8連覇を狙った団体総合は2位に終わり、岡準平が個人総合2位、
武田一志が同3位と活躍した徳洲会が8年ぶりの頂点に立った。4連覇中だった内村航平は腰痛
のため欠場した。
 リオ五輪金メンバーで加藤がひとり気を吐いた。平行棒や鉄棒で着地を止めて15点台をマーク。
「厳しい調整の中で最後まで大過失なく、よく演技を通せた」と合格点を与えた。帰国後もパレード
や表彰などのイベントが続き、急ピッチでの調整を余儀なくされた。心身の疲れが抜けきれない中
で「全然練習できなかったが、試合に来ると"試合筋”が働いてうまくコントロールできた」と本番力
を発揮。チームメートの田中佑典は15位、山室光史は17位と五輪疲れで振るわず、団体戦は
徳洲会に7・650点差の2位に終わった。11月には内村も復帰予定の全日本団体選手権が
控えている。2年ぶりの王座奪回を目指して「金メダリストが4人いるチームで負けたくない。五輪
に近い演技をしたい」と今大会の雪辱を誓った。


【体操】加藤凌平、「東京五輪では加藤頼みと言われるように」大技ブスナリを繰り出した
http://www.hochi.co.jp/sports/etc/20161016-OHT1T50238.html

 体操のリオ五輪代表らが参加した演技会「プレミアム体操東京エキシビション」が16日、東京
体育館で開催された。公式戦では見られない演技などで、選手とファンの距離を近づける新たな
試み。リオ五輪団体金メダルの加藤凌平(23)=コナミスポーツ=は、あん馬で普段は使わない
G難度の大技「ブスナリ」に挑戦して約2500人が詰めかけた会場を沸かせ、「これまでは(内村)
航平さん頼み。20年東京五輪では加藤頼みと言われるようにしたい」と胸を張った。