前年の鯖江の世界選手権で2位になったけど、自由は実施も内容も明らかに劣って
たから、「こら来年、やばいんでないか」という気がしてた。4年後のシドニー
では競技力もかなり上がって、実施面でも姿勢欠点の少ない演技ができるように
なってたから、ジュニアの指導法を見直し、その世代の選手が出てくる直前の大会
だったんではないかと思う。

簡単にいえば、従来のジュニア指導法で育った選手の世代から、ジュニア指導法を
見直し基本を徹底的に指導された世代の選手への過渡期の大会だったと思う。