いや、別に釣るわけじゃないんだけど・・・。

信田の頃は、各国の選手6名全員が演技してたわけだ。
で、種目別決勝は各国2名までだった。
だけど、ソ連とかルーマニアとかは、6名のうち、誰が出ても
メダル候補だった。
それぐらいレベルが高かった。
だから、必ず、上位国は各種目別に2名の選手を進出させてた。
だから、決勝進出の8名は、上位4、5ヶ国で占められてるケースが
ほとんどだった。
そういう中で信田の決勝進出はやっぱりすごいことだと思う。
だけど、黒田の場合は、元々、種目別に残るべき候補者、というか
要はライバルが少ないんだよな・・・。
各国が各種目に3名前後、予選に出場させてるけど、今のルールでは
小さいミスでも決勝進出は厳しくなる。
以前なら、そうやってミスをしても、同じ国の別の選手が代わりに
順位が繰り上がる感じで決勝に進出してたんだよな・・・。
だから、上位4、5ヶ国は鉄板だった・・・。

だから、黒田にしても、冨田にしても、なんか、嬉しさがこみ上げて
来ないんだよね。
例えメダルを取ったとしても。

ごめんよ、喜びに水を差すようで。