体操@レポ専用スレ 3
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体操雑談パート7
http://sports7.2ch.net/test/read.cgi/gymnastics/1101746468/l50
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【体操】TV・ラジオ・雑誌・新聞情報 5【新体操】
http://sports7.2ch.net/test/read.cgi/gymnastics/1100246222/l50 3月8日 日経新聞夕刊 「スポーツ追跡」
<北京へ出陣 巨大体育館> 選手強化拠点「NTC」2007年末誕生
トラックに屋根 卓球も専用コート
メダル量産を目指す選手強化の「城」が日本に誕生する。2008年北京五輪に向け、
東京都北区に建設されるナショナルトレーニングセンター(NTC)だ。アテネ五輪で
メダルラッシュを後押しした国立スポーツ科学センター(JISS)の周辺に、屋内
トレーニング施設や屋根付きの陸上トラックを新設。ハード面をさらに充実させ、
アテネの勢いを北京につなげる。
総合型の選手強化拠点の創設構想は、41年前の東京五輪当時からあったという。
米国は豪州など五輪のメダル大国でもNTCは大きな役割を果たしており、
日本オリンピック委員会(JOC)の福田富昭・選手強化本部長は「NTCは競技団体の
悲願。これで米国、ロシア、中国に肉薄できる」と話す。
国の05年度予算の内示は土地購入費などを含め、約40億円。06年度から本格的な
建設が始まり、北京五輪前年の07年末には競技施設や250人分の宿泊施設など1期工事
が終了する。
目玉は地上5階地下1階の屋内トレーニング施設。床面積は約2万5千平方メートルで、
東京ドームのグラウンド面積の約2倍にあたる。まさに巨大な体育館だ。バレー、
バスケット、ハンドボール、卓球、バドミントンの専用コートに加え、新体操、トランポリンなどの
練習場が新設される。これまでJISSにあった重量挙げ、男子体操のトレーニング施設は
新体育館に新たにできる。
400メートルトラックを持つ陸上競技場も強化の重要な拠点になる。レーンは6本と一般の
競技場より少ないが、走路の上に屋根を設けることが特徴。雨天を気にせずトレーニング
できるだけでなく、屋根にカメラを設置することで、ランナーの走行中の動きを詳細に分析できる。
アテネ五輪で金メダル2個を獲得した競泳の北島康介(東京SC)が水中カメラを駆使した
泳法分析で成果を挙げた。それをメダルの遠いトラック種目に持ち込む考えもあるようだ。 北京五輪以降になる2期工事では宿泊数を500人収容に増やすなど、施設を増強。
またJOCによると、NTCでは強化の難しい冬季競技や高地トレーニング拠点を地方に
開設する計画もあるという。
アテネ五輪で史上最多の37個のメダルを獲得した日本の次の目標は、金メダル獲得数で
世界の5位以内に入る実力を保つこと。男子体操がJISSに練習場を確保し、アテネで28年ぶり
の団体金メダルを獲得した。代表チームがじっくりと合宿を張れる環境が国際大会で成果を
生んだ好例だた、NTCでほかの競技団体にも同じ効果が生まれるか。
【図】屋内トレーニング施設のレイアウトイメージ
3F バレーボール、新体操、トランポリン、体操(男子) <メダリストの卵も育成 小中高生に専門指導>
NTCの役割は競技団体の強化拠点だけにとどまらない。将来の五輪代表選手を育てるため、
有望な子供たちを発掘し、指導する。
JOCのプランでは、NTC内に合宿所と学校を併設した「エリートスクール」を開校する。
その時期は未定だが、1期生はレスリング、水泳、体操に加え、卓球、バレーボールの
球技種目など小中高生の男女66人を募る予定。
子供たちは各競技のトップコーチから指導が受けられ、年100日程度の試合や合宿も行う。
希望すれば半年程度、海外留学もできるという。学校では国語、数学など基礎的な
教科のほか、語学やプレゼンテーション能力を伸ばす授業もある。まさに世界を見据えた
鍛錬の場だ。
NTCにはこのほか、世界に通じるコーチを育成する「ナショナルコーチアカデミー」を創設。
現役を引退した選手の社会復帰を支援する「セカンドキャリアプログラム」も立ち上げる。
[エリートスクール 1期生の競技と生徒数] (注)JOC案
・小学生
レスリング 男子4、女子4; 水泳シンクロ 4
体操 男子4、女子4; 新体操 4
・中学生
卓球 男子4、女子4; テニス 男子4、女子4; 競泳 男子4、女子4; バドミントン 男子4、女子4
・高校生
球技系種目中心に男子5、女子5
−終わり−