>>212
チアの最初の一年ぐらいは踊りなどの練習はあまりなく、
ほとんど柔軟ばかりの毎日でした。
特に一年生最初の夏合宿は初心者にとっては別名「四六時中柔軟合宿」と恐れられ、
丸 10日間朝から晩まで柔軟地獄でした。
連絡が取れないように携帯電話を預けられ、先輩の管理下に置かれます。
入部して3ケ月経っているんで既にそこそこ柔らかくなっているんですが、
想像を絶する過酷な練習の連続でした。
朝は過酷な走り込みと筋トレ、通常平日やる柔軟メニューを全部やってしまいます。

朝食はたたみに前後180度開脚したまま食べさせられます。
痛くて、食事ものどに通りません。
柔軟は椅子に片足を乗せての前後 、左右開脚を 先輩に上から乗られ
200度以上限界を超えて開かされて耐えること10分、
それを一 日10セット以上 手首、足首の柔軟な ど休む間もなく体中の関節という
関節、筋を徹底的に伸ばされる練習が続き、 痛みのため泣き過ぎで涙も出なくなり
ます。

昼食、夕食時も一年生は前後180度開脚したまま食べなければならないのです。
夕食後も入浴時とトイレ以外は常に前後又は左右に180度開脚状態でいることを
命じ られそれが就寝時間まで続きます。
一年生部員の半分以上は途中で脱落しましたが、(彼氏の車で脱走者も出ました。)
私はかなり我慢強い性格なので、意地 で最後まで耐え抜きました。
ようやく合宿最終日、寝る時間になって一年生は左右180度開脚前屈したまま寝る
よう命じられましたが(!)
ここまで過酷な拷問のような柔軟に耐え抜いたメンバーは、もう股関節や筋もバカに
なっちゃってて 痛みもほとんど感じず、みんな開脚前屈状態で朝までグーグー寝てま
した。この合宿を耐え切ったことで、自分でも驚くぐらい段違いに柔軟性がつきまし
た。でも最近はこういうスパルタ式は流行らないようで、今の現役の子達はやってな
いようです。