CASが梁泰栄の訴え棄却 五輪体操男子採点問題

 【ローザンヌ(スイス)21日ロイター=共同】スポーツ仲裁裁判所(CAS)は21日、アテネ五輪体操男子個人総合の
採点ミスで金メダルを逃し、採点の訂正を求めた銅メダリストの梁泰栄(韓国)の訴えを棄却すると発表した。
CASの裁定でポール・ハム(米国)の金メダルが確定した。
 梁泰栄は個人総合の平行棒で本来は10点満点の演技価値点を9・9点で採点を受けたため、ハムと0・049点差の
銅メダルに終わったが、0・1点が加わると金メダルの得点となっていた。
 国際体操連盟もミスを認め、審判員3人を資格停止処分にしていた。
(共同通信) - 10月21日22時40分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041021-00000227-kyodo-spo