「伸身の新月面の描く放物線は 栄光への掛け橋 〜体操王国復活に懸けた男たち〜」

国井・膳場「こんばんは」
国井「プロジェクトX 挑戦者たち。今夜は、体操王国復活。これにスポットを当てます。」
国井「膳場さん、体操といいますと私が若いころは、V19時代だったわけですが・・・」
膳場「そこで、今回はこんなものをお借りしてきました」
(V19時代のメダルコレクションが登場、その解説)
国井「まさに体操王国、黄金時代だったわけですね」
膳場「物語は、そんな黄金時代の末期、1976年に始まります。」

1976年、モントリオール。この地で行われた、オリンピックで日本は五輪体操5連覇、
世界選手権も通じて19連覇を果たした。そのチームの中に一人の人物がいた。
塚原光男。この4年前のミュンヘン大会で月面宙返りを発表するなど、まさにV19を
支えた立役者だった。

その塚原に翌1977年、一人の子どもが生まれた。子どもの名は直也。



・・・この先、だれかよろしく