酒井の塩プレーに非難が集中しているのは当然。
ただ、その陰で、姫路はさすがだとか、名和は人気があるとか、個人単位で評価するレスがあるのは賛成できないね。
そうした人達は、そもそもの前提が間違っていると思うよ。
公式戦での成績とか、総合的な人気とかは、個人事業主としてのプロボウラーとしてなら個人単位での評価はあって然るべし。
でもね、このスレで話題にするのはPリーグでありPリーガー。
姫路はさすがだとか、名和は人気があるとか、それはPリーグやPリーガーして見た時に意味をなさないと思うよ。
Pリーグはそもそもどういう番組か、Pリーガーはそもそもどういう存在か、そこを考えないと。
Pリーグは2006年に、今村司という当時日本テレビのプロデューサーが、JPBA中山律子会長と中谷優子の3人で立ち上げた、ボウリング界の次世代を担う若手女子ボウラーの発掘を目的とした番組。
昭和の活況が嘘のように凋落したボウリング界を何としても立ち直させようと、今村プロデューサーはPリーグを一大プロジェクトと位置付けた。
番組発足記者会見では、中山律子会長以下JPBAの幹部代表とPリーグ1期生が居並び、多くの報道陣が取材に訪れた、正に「ボウリング革命」に相応しい船出だったんだ。
番組開始の記者会見では、大勢の報道陣を前にPリーグへの意気込みを語る代表者として、当時31歳の酒井をはじめ多くの先輩プロが他にいながら、当時28歳の姫路が抜擢されたんだ。
「今後、小学生のなりたい職業NO.1に、プロボウラーやPリーガーと言われるように、今、私達が出来る事を、精一杯頑張らせていただきたい」
と、姫路は一生懸命にPリーグへの決意を語った。
当時はトップシード入りしたばかりで、若き美人ママさんボウラーとして、Pリーガーとしても期待の若手として、新しい風が吹く予感を感じさせたと思う。
1期生の中にはルックスに難りのプロもいたけど、女子プロボウラーとして脂の乗った先輩から期待の若手まで揃った、
当時の記者会見の姿は、PリーグオフィシャルDVD第10弾に収録されているので、こちらも是非見てほしいね。