意外だな。データと情報の違いに食いついてくるとは思わなかったな。
情報の有用性について話すためには、あいまいにデータ、情報というのではなく、
きちんとした定義をした上で、話さないといけない。きわめて当たり前のこと。
データ、情報、ナレッジ、知恵については、DIKWモデルという広く普及した概念があって、それぞれが定義されている。
DIKWモデルに従えば、すくなくとも、実力指数もストライク率も、野球の防御率も、
サッカーのボールポゼッションもデータではない。情報。
防御率もボールポゼッションも、それを使うことで試合展開や選手のパフォーマンスを
明確に説明できるから、有用だと知られ、だから指標値として採用されている。
指標値をデータ呼ばわりしても構わないが、仕事でそういうことやってると恥かくよ?

そもそも、なぜ、この話を出したかというと、実力指数を出すプロセスには、
その計算方法を生み出した人の恣意がある。
だから、実力指数の有用性は、計算方法を生み出した人が、きちんと実証すべき、ということ。
それなりの地頭がある思ってるんだったら、その点をきちんとわきまえてほしい。