というのも残る一人である遠藤は非レスラー。シード限定「禁則事項です♪」
の片ヤオを持ちだして負けを言い含めることができないのだ。しかも遠藤の
ユニフォームを見て頂きたい。ハッと気付く方もいるだろう。そう、人知れず
なくなっていたのだ。ABSのワッペンが…。2014年8月に用具契約を
交わしP★LEAGUEオフィシャルブログにも「プロスタッフとしてABS
様の名前を背負わせていただける事 本当に嬉しくおもっていますm(__)m?」
と熱い思いを書き綴った遠藤。大物選手と違い契約状況の明確なアナウンス
はなく定かではないが、仮に契約が切れたのだとしたら。これはもう某氏に
とって捨て置けない存在となる。つまり、制作側にとってはどうでもいいが、
某氏にとっては両方勝たせてあげたい、少なくともどちらかに「負けブック」
を書くのは忍びない状況なのだ。以上から推測するに、このEグループは
●山田の負けブックは確定 ●安藤と遠藤の二人でガチ勝負 ではないかと
予想される。「なに、プロレスじゃなく一部ガチなの?」と残念がる諸氏も
いるだろう。しかし。実はそこもプロレス的な事情が複雑に絡んでおり、理由
もなく中途半端なセミブックにしているわけではない。そのあたりについて
は次回Fグループの予想にも密接に絡んでくる話なので、解説はあと一週間
お待ち頂きたい。いずれにせよ予想である以上、誰が勝つのかを明示する
必要があるわけだが、Dグループでノーコンパワーボーラーの川崎が適当に
投げてハイスコアであったこと、使うラインが違うとはいえサウスポーの
大嶋がかなり打ったこと等から考えて、遠藤が初戦突破の最有力候補である
ことは間違いない。またDをみた視聴者からは「ピンが軽いのではないか?」
という指摘もあり、球威のない安藤にとってもこれは有利に働くと思われる。
その意味でも、遠藤ならびに安藤の熱いバトルが展開されることを期待したい。
逆に二人は公式戦でもたびたびスペアミスを犯すため、レスリングする山田
は極めて難しい対応が求められる。レスラーとしての山田の潜在能力を測る
上でも必見の一戦だ。


悲願の初優勝   その瞬間をひたすら待ち続けた安藤
儚き野望を打ち砕くのは  遠藤か

その裏で  70戦全体を動かす歯車が  今静かに動き出したことを
貴方は   まだ知らない


遠藤    2.8
安藤    3.1
山田    23.6