実績あるプロゴルファーの見解

米ツアーには出場資格を争うクオリファイングトーナメント(QT)はありますが、プロ資格を認定するプロテストはありません。
おそらくプロテストを実施しているのは世界中で日本ぐらいではないでしょうか。
プロテストに合格して日本女子プロゴルフ協会の会員にならなければ、日本ツアーのQT出場資格を手にできないシステムです。
腕に自信のある人は誰でもQTに挑戦してみて、というLPGAツアーのほうがオープンな気がします。
日本のプロテストは親を含めて誰一人として観客をコース内に入れませんが、米QTはローピングがなくてギャラリーを入れます。
米QTは3人1組で行われ、帯同キャディーが認められ、セルフプレーでもOKです。
しかし、日本のプロテストは4人1組にハウスキャディー1人が付きます。
また米QTはファイナル(Qシリーズ)になると賞金があり、優勝すると1万5000ドル(約165万円)が出ます。
米QTはラウンドフィや練習代、食事(スナック)代のすべてが含まれているので、会場では一切お金がかかりません。
日本は練習ラウンド代、レンジボール代、食事代がプレーするたびにかかります。