きちんと整備されたゴルフ場は、自然を人間に合わせてコントロールしている感じがして安心できる。
でも、3コースあったうちの一つを閉鎖したゴルフ場で、その閉鎖コースを見かける機会があるけど、どんどん緑が侵食してハザードなど跡形もなくなっているのを見ると、自然の恐ろしさ、怖さにゾクゾクする。
埋立地の人工島やベイエリア、新たな都市として完成した姿を見ると人類の頼もしさを感じるが、15年ほど経ても埋まらず空き地が残り、都道府県の整備予算も削られ真夏にはありとあらゆる雑草が生い茂る。
アスファルトの割れ目や歩道のブロックの隙間からも芽を出し、地面を隆起させる姿を見ると、これはひと時も気が抜けない無謀な戦いだと気づく。