バカトーの病気

300 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2019/06/22(土) 22:34:51.02 ID:LjH2n2LA
投影性同一視
ttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8A%95%E5%BD%B1%E6%80%A7%E5%90%8C%E4%B8%80%E8%A6%96

wikipediaは記述が専門的でちょっと分かりにくいかもしれないから少し長いがこっちの方が分かりやすいかな
ttp://eggs.g.dgdg.jp/iryou/gihou/projectiv_id.html

投影性同一視という防衛機制は、境界例の患者がよく使う防衛機制です。
これはどういう防衛機制かというと、分かりやすい表現で言えば、他人を利用した自己愛や、他人を利用した自己嫌悪ということになります。

たとえば、スタッフに向かって「お前は、自分勝手で自己中心的だ」という非難を浴びせたとします。
患者の人柄をよく知っている人からみれば、「自分勝手で自己中心的なのは、他でもない自分自身のことではないか」ということになるのですが、
患者自身はそういう自分のいやな部分を見ようとはせずに、そのいやな部分を他人に押しつけるのです。
そして、いやな部分を押しつけた他人に向かって「お前は、自分勝手だ」と言って非難するのです。
このように自分のことを棚に上げて、他人を非難することで、自分の中にある嫌悪すべき部分と直面することを避けているのです。
つまり、自分自身と向き合う代わりに、他人という鏡と向き合って、他人を攻撃するのです。
ですから、患者が、「お前は、×××だ!」と言ったとき、「お前は」という部分を「私は」に置き換えてみれば、
言っていることがそっくりそのまま患者自身にぴったりと当てはまることがあるのです。

では、なぜこのような防衛機制が発生するのかと言いますと、患者には自分というものがないからなのです。
自分というものがないので、葛藤を自分だけで抱えることができないのです。
加えて、患者は精神的な「分離−個体化」に失敗しているため、自分と他人とを区別する境界が非常にあいまいです。
ですから、本来なら自分の中にとどまっている葛藤が、自他の境界があいまいなために、
自分の境界の中にとどまっていることができずに、そのまま周囲の人間関係の中へと流出してしまうのです。