いや、システムの意思=作った人間の思いって意味なら平和維持のためであってる
国を治める王の事を下賎って報告書に書いてるから、王の考え=人の意思=下賎と考えてる
ややこしくしてるのが、光の勇者達みたいに自己犠牲を厭わない人間の意志は下賎と考えてないところだね

つまりこう
・不要な人間の意志(人の体、人の欲のままに判断する)
・必要な人間の意志(人の体、人の欲を捨てて、陣と一体化した時の判断)

システム構築の段階で、人が本当に不要だと考えたら機能停止できるようにはなってる
ただ歴代の光の勇者達が、みんな光の時代の戦争を体験してシステムは必要っていう結論になってるだけ
光の勇者達の判断=システムの判断なので

光の勇者達は、人間同士の戦争は無くならないから、それなら魔物と争うシステムのがマシと判断してる
リンちゃんは人間同士の戦争はいつか無くなると理想を見てるから、システムを破壊したい

ただウルファの相談7に真実がいくらか含まれているとするなら、システムのない世界では戦争が終わらなかった
とも読み取れるわけで……

以下ウルファの相談から抜粋
『王は大変正義感が強く、長く平和な時代が続きました』
以下報告書2から抜粋
『あの王はダメだ。
 口では正義をかざし、名誉を語るが目はそう言っていない。
 私利私欲にこの陣を使うに違いないだろう。』