ここでまた考察
峰はどうして4ゲーム目から動き出したのか?という問題がある。

サークルのメンバー全員に恨みを持っていたなら、1ゲーム目から動くこともできたし、そうでなければ恨みを晴らせない。
逆に、明らかに恨みがあったと思われる荒巻・安城はもちろん、同学年なのに荷物持ちさせた佐藤を含めた3人に復讐するなら、16ゲーム目から動けば十分だった。
そっちの方がもうすぐ確実に1億ゲットだぜ!と浮かれているところを地獄に落とせるのだから、ショックも強いだろうし、自分が犯人だとはばれにくい。

4ゲーム目から動いたということは、自分も含めて少なくとも3人は助かるに値する人間がいたということになる。
1人は言うまでもなく峰貞治本人。
1人は絶対に誰からの恨みも買わないだろう金田静穂。
問題は最後の椅子が誰の分だったのかということである。