じゃ、小さな成果って何? と思うだろう
日常生活で自立することだ。不要不急の借金はしないこと
自分でご飯を作り、掃除や洗濯をして、年金と固定援助の範囲内で
1人暮らしを始めることだろうと思う
すると、脳はまず試運転を始める
長らく使われず錆ついていた脳がやっと目覚める。実行機能がONの状態になる
それですぐには働けないだろう
そこで、社会復帰プログラムを受ければ、挫折なく一気に次の段階に移れる
段階を踏んでステップアップしていけば、仕事に復帰できるようになるだろう

何もないでいられたらどんなに天国か、というのがウソなのは
金持ちの子弟が、そんな生き方を選ばないことで分かっただろう
何もしないことは、いくらかマシな苦痛でしかない
だから、その苦痛を和らげるために、博打したり酒を飲んで気を紛らすのだ
心は羽ばたこうとしているのに、足は泥沼に引き込まれている
そこで、人間は2種類に分かれる

空から金が降って来るのを口を空けて待ち続ける人間
そして、1ミリずつでも泥沼から這って抜け出せる人間

あなたはどっちの人間?