2019年11月11日、
ニューシスなど複数の韓国メディアによると、多額の日本円を所持しながら申告をせずに出国しようとした日本人が韓国で摘発された。

記事によると、金浦空港の税関は、日本円243万円を申告せずに日本へ出国しようとした疑いで日本人のAさんを調査したと11日に明らかにした。
韓国の外国為替管理法では1万ドル(約109万円)を超える現金や有価証券を持っている場合は出国時に当局に申告しなければならない。

記事は、「Aさんは7日午後3時ごろ、手荷物検査で現金が見つかった。この際に保安検査員を押しのけて逃走を図った。
保安検査員は負傷して病院で治療を受けている」などと報じている。その後の調査で、Aさんは「カジノでもうけた金」と話したといい、
税関関係者は「Aさんに過料130万ウォン(約12万円)を科した」「保安検査員にけがを負わせたため事件を金浦空港警察隊に引き継いだ」と説明。
Aさんは過料を納めて8日に日本へ出国したという。