5日目は脳を含めた臓器だけになっていました
時々苦しそうに咳をして空気の泡が出てきます

私は祖父に生きて欲しいと思いました
でも祖父が耐えがたい苦しみに襲われているのも分かっていました
何時間も祖父の前に立ち尽くした後
生命維持装置を外すことに決めました

生命維持装置に手を掛けた後も手を引っ込めたりまた手を掛けたりして迷いました
「じいちゃんごめんね。ごめん…」
何度も謝った後、装置を外しました
そして一際激しく空気の泡を吐いて、祖父は死にました


ちなみに現実の祖父は一昨年転倒して意識を失い、熱中症で亡くなっています
この夢はどんな意味だったのでしょうか…