>>645
台風が過ぎ去った時と同じで、強い風雨は止んだが、まだ空は暗雲が消えない。
足元に視線を落とし、後ろを振り向くと、田畑や木々は水路もろとも破壊され、家屋も倒壊し、親しかった人の姿も見当たらない。
荒野にただ一人ぽつんと立ち、「何から手をつけようか」とつぶやく感じ。
それが私の種子の風景です。