>>421>>422
まず、ケルトは障害のカードはありますが対策のカードがないスプレッドです
障害がわかるから、そこから自分で対策を考えることは可能です
また10枚のカードを展開しますが、その中の3枚が状況(過去・現在・未来)・4枚が自分の感情(潜在・顕在・立場・願望)を示すカードなので、あまり適したスプレッドではありません
進路や結婚を迷っている時などに自分の本当の気持ちを知るのには適しています
一番知りたいのは対策なんですよね?
ケルトの場合は「周りの状況」が相手の状況や気持になります

@現状:女教皇の逆位置
女教皇はシスターを思い浮かべると分かりやすいです
清楚で自分の欲望を捨て神に仕え、人々のために祈りを捧げる人物なので人として魅力的ではありますが、聖職者であり性的対象ではありません
逆位置の場合だと性的対象外以外は逆の意味になり、女性の嫌な部分を示したりします
例えば他人の幸せより自分の私利私欲という感じだったり、厭味ったらしい・ヒステリック・意地悪・感情的のような感じです
これはあなたが相手の方に抱いている感情ではないか?と思われます

A障害:ソードの5
ソードの5は、戦争の勝者が、負けた人が落としていった剣を拾い集めている絵柄です
つまり勝者が敗者から「貰えるものは何でも貰え」とばかりに自分の利益だけを考えているような感じです
時には死者の財布を盗んだりもするようなカードです
障害に出ているということは、彼女はそれくらい貪欲な人物ということでしょう

B表在意識:ペンタクルのクイーン逆位置
ペンタQは4枚のQの中では女王というよりは大農園の奥様という感じなので、今で言えばセレブな奥様という感じでしょう
金銭的にも精神的にも豊かな人物で、4枚のQの中では特に外見や美貌が特徴的です
ですがRの場合には、見た目だけ・浪費家・派手好きのような感じになり、例えば海外のお騒がせセレブ女優的な…
これも彼女に対するあなたの印象なのでしょうか?

続きます