誰にでも120年生きていれば、どこかで20年の大運天中殺が回って来ます。
どの20年に回って来るのかは、生まれた日、男女によって異なります。

 人生のどのタイミングで大運天中殺が回って来るかによってタイプが異なります。

10年毎の大歳運が、
初旬や二旬目から始まる大運天中殺は「天仁タイプ」、
三旬目や四旬目から始まる場合は「天礼タイプ」、
五旬目や六旬目から始まる場合は「天智タイプ」となります。

 「天智タイプ」は、
大歳運の五旬目や六旬目から始まるということは、
年齢的に40代〜50代に入ってから大運天中殺が始まることになります。

 大運天中殺は陽転する場合と陰転する場合がありますが、
必ずしも陽転するとは限りません。
陰転してしまうと、年齢的にそれまで生きてきた固定観念等がありますから、
大運天中殺に入り思わぬ環境の変化に自分が合わせられず、
思うように生き難くなることがあります。

 そのような場合、自分で何とかしようともがいても厳しいことがあります。
人は一人で生きているわけではありませんから、
特に「天智タイプ」で陰転しているような時は、
人生の「師」がいるかどうかで大運天中殺の(陰転)現象が和らぐともいわれます。

 人生の「師」が見つけられるか、「師」が持てるか、「師」がいるのであれば、
人生を導いてもらうではありませんが、
「師」に相談しアドバスを受け止めていくという生き方が出来れば、
大運天中殺の陰転現象が変わって来るでしょう。