日干支:丙戌(動物占いでは赤ヒツジ)
〓衆生を惑わす偽教祖〓
この星命は応身の熟年期に当たる生命で、戌の仲間では4番目の生命体であって、位からいえば将軍に該当する生命である。
戊戌のような実力派の一匹狼ではなく、丁亥同様に子分や信者を従えて団体を構成し親分や教祖あるいはカリスマ的な存在に成っているのが特徴である。
この生命は熟年期の応身であり、応身の年齢(120歳)から言えばその半分にも満たない駆け出しの若造であり、一人前の応身を気取っても不完全で欠陥だらけの生命といえる。
軍人でいえば大将格に当たる事から「将軍犬」と呼ばれる。
自分の都合で人を使って当たり前、配下の者は自分を守って当たり前、愚図な役立たずは死んだ方がよろしい、そしてお前の財産は自分の物という具合に、人間とは思い難い冷酷無比な考え方をすることで有名な生命である。
それを口に出さずとも態度で示すなら同じことである。
もし教養がなければ、その性質を蓋で隠さずもろに出してくるので大変「危ない生命」といえる。
壮大な野心家で、権力欲、名誉欲、財産欲という全ての欲望を兼ね備えた武官であり、その高慢で傍若無人な振る舞いは許しがたい生命である。