2022年、かつては毎年F1日本グランプリが開催され、日本モータースポーツの聖地であった鈴鹿サーキットは親会社の意向により廃業し、全ての所有地を売却される事となった。

その営業最終日、売却が決まり解体される事となった鈴鹿サーキット内を案内する「サヨナラ鈴鹿パドックツアー」が行われた際のインタビューで、「F1かたりべの会」会長の今宮さんがパドック裏の壁に無数のサインが書かれているその一角の、1か所だけ不自然に消された跡を指差しながら

「ここちょっと消えてますね。Hというエンジン屋がいたんですけど」と告げる。

さらに「彼は、今度は絶対にF1から撤退する事はない!と言っていたが、2050年カーボンニュートラル実現の為に、と言い訳しながらスッキリした顔で出て行った」と述べ、ショックと怒りを滲ませていたという。