メルセデスとフェラーリの伝統の対決に、レッドブル・ホンダは割って入れるか小倉茂徳さんの
F1の見どころ解説
ttps://hcadlines.yahco.co.jp/article?a=20190424-00010001-asahiand-moto
DAZNのさまざまなスポーツ中継の解説者の皆さんに、各競技の魅力や今季の見どころについて
聞く企画。前回のプロ野球に続き、今回のテーマは、ホンダがエンジンを供給するチームが二つに
増えて国内での関心も高まっているF1です。取材経験豊かなモータースポーツジャーナリストの
小倉茂徳さんにお話を伺いました。

インタビューしたのは、今季の第3戦中国GP決勝が終わった直後。開幕からメルセデス・ベンツが
3戦連続で1、2位を獲得した序盤戦の分析や、ホンダエンジンを積むレッドブルとトロロッソの気に
なる2チームについて、さらにF1のどこに注目すると楽しめるのかまで、幅広く語っていただきました。

──開幕から3戦続いてメルセデスが1、2位を占めています。この結果と、今シーズンのこの先の
展開についてどのように見ていますか?

小倉 シーズン前のスペインのカタロニア・サーキットで行われたテストの結果を見ると、フェラーリ
が強いのではないかと思っていました。ストレートでの速さはメルセデスを上回っているように見え
ました。もちろんメルセデスも強いとは考えていましたが、柔らかいタイヤを使ってテストしていな
かったので未知数の部分がありました。今季は、昨年よりもさらにメルセデスとフェラーリの差が
縮まって、互角に近いのではないか。そう期待しました。